トライアングル a white time
妙にハイテンションでフレンドリーなヤジコジが。




気持ち悪い。


何で?


何でよ。


ほんの数週間前まで私を煙たがってたでしょう?


横目でチラチラ私のこと見て、授業中だっていつだって笑っていたでしょう?


なのに。



「ひっじりぃ~」



何、この変わり様は。


頭が混乱し立ち尽くす私に矢島が言った。



「ひじりー」



ちょっと張り上げた声の大きさに哀しいかな身構える。









「俺と付き合って?」

「付き合わないっ!!」


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