【番外編:完結】*花は彼に恋をする*〜その後の2人の夏の愛恋〜


頬に伝わる

彼の唇の温度に体がキュンとなる。

彼は私を覗き込むように口を開いた。


『…仕事が一段と忙しくなるけど
結婚式も良いものにしたいし
玲花との家庭も守りたい。
欲張りかもしれないけど
俺は不可能を可能に変えられるように
頑張ってきたつもりだから
それは引き続き守り通したい。』

「……翔英さん。」

『…玲花の存在が
俺には必要不可欠だから
言いたい事や希望したい事は
なるべく応えてあげられるように
最大限努力していくから
決して飲み込んだり溜めないで欲しい。
忙しくても話は聞くし、聞きたいから
どんな時でも俺から一生離れずに
しがみついてでも、纏わりついてでも
ついてきて欲しい………。』

まるで再びプロポーズを受けたみたいに

彼の言葉に胸が熱くなって

私の目から涙がポロポロと溢れた。



< 31 / 33 >

この作品をシェア

pagetop