至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「えっ……」


……そういう問題……?


そんなことで、簡単にキスって出来るもの……?


「優月さえよければ、俺は構わねえって話だ」


「……構わないって……?」


「わかんねえ?」


さっきとは違う柔らかい笑みを見せて。


「いきなり好きだとか言ったら、重いだろ」


そう言った壱冴は、まだ呆然としているあたしの唇に、再び唇を重ねてきた。



……さっきとはまるで違う触れ方で。


経験の少ないあたしでさえ、随分と手慣れたキスだとわかるような。



……どういうこと……?


いきなり好きって言ったら……って。
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