☆Friend&ship☆ -序章-
「「不法入国」」
「はぁ?」
「おい、しゃべるなと言っただろう。俺は聖徳太子じゃないんだ。一度に三十七人が限界」
「多すぎるわ!!」
「色々分かりにくいんだしゃべるなゼウス」
「Oh no!!」
叫んでみるものの、オリオンの注意を引くことには失敗したようだった。
「不法入国…?」
「ああ。おまけ程度に略奪を働く奴らもいるがほんの一握りだ」
「そんなんで犯罪者やっていけるんだ…」
「お前も虹元だろう」
「でも星の中だけだったし…あの星から外に出たことない」
「なるほど。どうりで無知だ」
「あ?」
「言葉遣いを改めろ。女の子だろう」
そこでイーリスのどこかがプツンと切れた。
「オリオン、なんか今プチって音しなかったか?」
「…」
「…」
「女の子いうなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「違うのか」
どこまでも冷静沈着なオリオンは怒りに頬を赤く染めるイーリスを見やった。
イーリスが堕ちた、そう心の中でため息をはきつつ、ゼウスはオリオンを盗み見る。
喧嘩勃発。