☆Friend&ship☆ -序章-
楽しく(?)会話が弾んで来た頃…
「敵船襲来。敵船襲来。東の方角から明らかな敵意を示して近づいてきます」
「!!」
軽く固まるイーリス。
「オトシテ」
自然体のゼウス。
「了解しました。多少揺れます。船内にお入りください」
落ち着いて船内の芝生に横になったゼウス。
「大丈夫なの?」
「あぁ。タナトス強いから」
「…でも、自室から出てきてないのに」
「ああ、タナトス何でもできるから。」
「はい!?」
「容姿はあの通りだろ?楽器もできるし運動神経も完璧ってとこかな。うん。
文武両道、しかも性格は…いや、そこは置いとくけどさ、何にも食べねぇんだぜ。絶対裏切らないし。
まさに完璧ってあいつのためにあるような言葉だから」
「食べないことっていいことなの?」
「少なくともあいつにとっちゃそうらしい」
軽くゼウスは肩をすくめて見せる。
「賭け事にも強いぜ。それは俺もだけど。負けたことは一回もねぇし」
「そ」
___不快。
それが顔に出たのか、ゼウスがクスリと笑った。