恋愛お試し期間中

貴方のためなら《続》


「あー!おはよ!葉組ちゃん。」


「なんですか?林原さん。」

あの、お試し期間開始からちょうど2ヶ月ほどたった。


「付き合ってくれない?」


そんな日。

親友の、お試しの相手である幼馴染み。
藤沢 涼は熱で学校を休んでいる。


「嫌です。では。

あ、明日からは告白するのやめてくださいね」



今日は部活無しの月曜日で、放課後。

体育館裏に呼び出されていた。




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