重い想われ 降り振られ
ビィーっと嫌な音が真理子の耳に届いた。

布が引き裂かれる音。

橘は真理子の胸元から一気にワンピースの布を引き裂いた。

「嫌っ!」

真理子が小さく悲鳴を上げる。

橘から離れようと、真理子は床を転がり横を向いた。

橘がワンピースの布を持ったままなため、真理子の肩から布が滑り落ちる。

そのままワンピースの残骸を手首に巻かれ、真理子は後ろ手に拘束されてしまう。

「なっ・・・何?何するんですか!」

真理子は無我夢中で起き上がり、部屋の奥に逃げ込む。

ゆっくりと部屋に入ってくる橘。

「何って?お前が小林とやってきた事と同じだよ。
一度も二度もそう違いはねぇよな?」

真理子は橘にすぐに捕まり、ベットに倒された。

「ずいぶん待たされたんだ。責任取れよ。」

そう真理子の耳元で囁き、橘は首元に噛みついた。
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