重い想われ 降り振られ
「おじゃましてます。」

すかさず真理子は挨拶した。

「いいよいいよ。僕らは、女の子は大歓迎だから。」

遠藤が答える。

「菜奈ちゃんとは前に一緒に飲んだ仲だしね。香田さんと話すのは、
今日初めてだけど、小林がベタ惚れしてる彼女さんだしね。」

遠藤がからかい気味に言うと、小林がすぐに訂正する。

「香田さんの事は、まだ僕が一方的に好きなだけ。返事はまだなの。
変にプレッシャーになるから、からかうのは辞めてよね。」

小林が少し頬を膨らませて見せた。

それが可笑しく、みんなが爆笑した。

「真理ちゃん気を付けないとこの人達、真理ちゃんを誰が落とすかって
変な賭けをしようとしてたんだからね。
いい歳して、本当子供みたいな事考えるんだから。」

『えっ?賭けって・・・。』

真理子は激しく動揺したが「あははは。」と笑ってごまかした。
< 82 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop