赤い雫、青い雫
羽華は一日のほとんどをゲストルームで過ごす
飯は最初の内はゲストルームに持っていっていたが俺や、屋敷に慣れたのか数日経つと食堂で一緒に食べるようになった
そうしていく内に羽華が今までどんな生活を送ってきたかポツリポツリと語りだす
家が貧しくあそこの屋敷にエサとして売られたこと
そこで屋敷の当主に気に入られたこと
監禁状態だったこと
油断させて逃げてきたこと
ヴァンパイアが怖いこと
色々話してくれる羽華に、少しでも気を許してくれたのかと思えて心が温かくなった