12月8日のラヴソング―拝啓ジョン・レノン様―


開放したままの弦を撫でる。

レスポール特有の、太さと強さと柔らかみのある和音。

エフェクターを仲介しないサウンドは、とてもシンプル。


左手でコードを形づくる。

右手のピックで、表情を吹き込んでいく。

ギターは、あたしに似てない声で、あたしの感情を歌う。


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