12月8日のラヴソング―拝啓ジョン・レノン様―
シラけてしまった。
正直、ウザい。
あたしに自分の娘をダブらせて見るって、ほんとにウザい。
ライヴの日に、現実を見て辛気臭い話をするのは願い下げだ。
それとも、あたし、迷いも悩みもないおバカに見える?
現実知らずに前だけ向いてるみたいに?
じゃあ、いいよ。
無神経おバカなフリをしてやろっか。
あたしは、ヘラッと笑うつもりで口を開けた。
……あ。
見事に失敗。
ほっぺたが引きつった。
あたしの口は、本音を吐き出していた。