今宵、月下の夜に
「うちってそれなりに有名な会社経営しててね。セレブリティーアンジュって会社なんだけど、知ってる?」


「知ってるよ」

淡々と言った俺を不思議そうにみる彼女。


「あんまり驚いてないね」

俺が驚かないことに驚いているようだ。


「そんなことないよ。ほら、俺ってあんまり顔に出ないから」

そう言って軽く笑った。
< 166 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop