今宵、月下の夜に
「なんでもない。それより咲希さん。なにか話があるんだよね」

私の言葉に下を向く彼女。


咲希さんの突然の変わりように驚いた。

「なにかあった?」

ゆっくりと顔を上げた彼女の目は潤んでいた。


「瑠奈さん。あたしどうしたらいい…?」


泣きそうになりながらそう言った咲希さん。
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