悲劇の姫〜海賊になった少女〜


地下室が、私とトリスタンの自室になっていた



「コーデリアさま…、大丈夫ですか?」


「ううん、すごく怖いよ。
だけど、断っちゃったりしたら…、怪しまれるだけよ?」


「では、危険なことがあれば
いつでも俺に言ってくださいね……」


「うん。じゃあ…また……」


少しの荷物をまとめて地下室をでた。
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