君の世界


「真中先生。僕って新学期から学校行けますか?」

響のいない昼のうちに、たまたま部屋を覗いた真中を捕まえて話しをする。

ここから抜け出したくても無理なら可能な状況にしなければ!

ただし体の状態からして却下されるだろう内容だけど…

「…行きたい?学校」

「まあそれなりに楽しいから…」

真中は眉根に皺をよせ考えている。

「僕の状態の事は隠さず教えてよ?今更何を言われても平気だから…」


「直人…じゃあはっきり言わせて貰うよ」

真中の話しだと


処置の遅れた僕の肺は片側は潰れた状態で機能していない。

残りも半分以下の機能しかしていないそうだ。

階段の上り下りどころか、寮から学校までの1kmに満たない距離を普通に歩く事も出来ないだろう…


まぁ…要するに今の状態だとこの病室以外では生きられないってことみたいだ。


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