君の世界


騒がしくなってきた。歓迎会が始まったのだろう。

「煩い…寝るか。」

集中するには煩すぎるので僕は寝ることにする。

どんなに煩い所でも三秒あったら眠れるのが僕の特技だ。


最近 夢を見る。

ただ煙が一筋空に漂っていくだけの夢を…


トントン


煙が踊る?


トントン!
ノックだと認識しながら目を覚ます。


半分 目をつむりながらドアを開けると、見知らぬ男がいた。


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