君の世界
「じゃあ俺は帰るから…」
幸雄が帰ってから少しだけ待つ
たまに忘れ物した幸雄が帰って来ることがあるから…
今日は大丈夫そうだ。
僕は外に出ても変じゃない服装をしているから、そのまま部屋をでる。
「あれ?何処に行くの?」
ナースに見付かる、
「たまには雰囲気かえて読みたいから…」
これも計算ずくで手には本
小さなバックを持っていても怪しまれないように…
「そう…気を付けてね」
ナースは何故か皆優しい。
どうせ響のいきのかかった病院なのだから、何かしらはあるんだろう。
僕には関係のないことだ。