full of love~わが君の声、君の影~

――次の日

晴喜がいない以上仕事が進まない
晴喜の様子を見に家に行った

初めてだ
何度も遊びに来いとせっつかれていたがのらりくらりと逃げていた
偶然でも彼女に会ってしまうのが怖かった

今思えば「1度くらい来ておけば良かったな・・」
悔やんでも悔やみきれない



夕方近くに着いた
一応メールはしておいたが返信がない
胸騒ぎがする
(行ったら風呂で手首切ってった・・なんてことないよな・・;)

晴喜の性格からしてそれはないと思うが
葬儀の様子は尋常ではなかった
ちょっと緊張しつつ玄関のインターホンを押す

郊外の一戸建ては結婚してすぐに買ったらしい
晴喜の実家に近い

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