星想い



あぁそうか。



問題なのは元々の性格じゃなくて、

だから、

私、避けられていたのかもしれない。



母子家庭だから

恩遇されてズルいよね、なんて。



思考は悪い方に、暗い方に、

流されていく。



「…サイアク」



そうつぶやいて、まだ自分が

起きていることを確認した私は、

何も考えないようにした。



もう何も、知らない。



わたしは、なにも、

わるくないよ、きっと。



意識がどんどん、遠のいていく――。



< 184 / 300 >

この作品をシェア

pagetop