薬指の約束は社内秘でー婚約者と甘い生活ー【番外編】
ニコニコと笑みを浮かべながら歩み寄る金田のおじさんに、「少し前の新幹線で……」と答えたところで、「まだ旦那じゃねぇよ」と面白くなさそうに父が呟く。
「ははっ。あと二ヶ月もすりゃー旦那なんだもんさー。いいじゃねぇかよなぁー」
今度は白い歯を見せつけられながらガハハっと豪快に笑われて、父の眉間に皺が寄る。
それを見た金田のおじさんが思い出したように、「そうそう」と声を弾ませた。
「聞いたけど。ふたりとも結婚式が終わったらドイツに行くんだって? いよいよ愛ちゃんも、国際デビューってやつか! なんだかカッコいいよなぁ」
「えっ。おじさん。どうして……」
そのことは、お父さんにはまだ話してなかった。
どうして、おじさんが知ってるんだろう?
「ははっ。あと二ヶ月もすりゃー旦那なんだもんさー。いいじゃねぇかよなぁー」
今度は白い歯を見せつけられながらガハハっと豪快に笑われて、父の眉間に皺が寄る。
それを見た金田のおじさんが思い出したように、「そうそう」と声を弾ませた。
「聞いたけど。ふたりとも結婚式が終わったらドイツに行くんだって? いよいよ愛ちゃんも、国際デビューってやつか! なんだかカッコいいよなぁ」
「えっ。おじさん。どうして……」
そのことは、お父さんにはまだ話してなかった。
どうして、おじさんが知ってるんだろう?