薬指の約束は社内秘でー婚約者と甘い生活ー【番外編】
私と優生が結婚式の後に『新婚旅行でドイツに行く』っていうのを『姉ちゃん達。結婚式が終わったらドイツに行くんだって』と、大地は言葉足らずに父に伝えてしまった。
その言葉を聞いた父は、私と優生が『結婚後はドイツで暮らす』と勘違いしたという。
いま思えば、金田のおじさんとも会話が噛み合ってなかったんだなぁ。
本当っ。大地の奴、いい加減なんだから……。
お父さんの跡を継ぐとか言ってるけど、あんなにアバウトな性格で大丈夫なのかなぁ。
土曜の午前中とあって、それほど混み合っていない電車の座席に座りながら、弟の未来が心配になる。
優生のマンションがある駅で電車を降りて、すっかり通い慣れた道を歩きながら彼にメールをする。マンションに着くと、ガラス張りのエントランスで私を待つ優生の姿が視界に入った。
その言葉を聞いた父は、私と優生が『結婚後はドイツで暮らす』と勘違いしたという。
いま思えば、金田のおじさんとも会話が噛み合ってなかったんだなぁ。
本当っ。大地の奴、いい加減なんだから……。
お父さんの跡を継ぐとか言ってるけど、あんなにアバウトな性格で大丈夫なのかなぁ。
土曜の午前中とあって、それほど混み合っていない電車の座席に座りながら、弟の未来が心配になる。
優生のマンションがある駅で電車を降りて、すっかり通い慣れた道を歩きながら彼にメールをする。マンションに着くと、ガラス張りのエントランスで私を待つ優生の姿が視界に入った。