偽フィアンセは次期社長!?
「それ全部カツサンド?」


「……んなわけないじゃないですか……」


話しながら歩くうちに、エレベーターに乗り、一階に降りて……


「んじゃいくつカツサンド?」


「数を問われたのならきっぱりゼロだと答えさせて下さい」


そのまんまよく日の当たるフロアーを抜ける。


「……信じられねーーーーー!」


「んなこと言われても……」


ちら、っと見ると交代で昼休みを取る仕組みなのか、一人だけ受付の中にいるみたい。


「しょーがねーなー、んじゃ店寄ってなんか買って外で飯食おう」


「……一緒に?」


ウィン、と自動ドアをくぐって結局外に出てしまう。


「え、何、やだとか言うわけ?ひどいっ!アタシの身体が目当てだったのね?!」


「お供します……」


課長のボケが思いの外古くて、あたしのドキドキが程よく中和された感じ。
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