偽フィアンセは次期社長!?
*
そのまんま、さっきのスペースに戻るわけにもいかず、歩きながら
「どうします?あと、とりあえず、腰を……」
腰の手は外さないと、あたし今度こそ殺される。
「あ?お前本当に細かいねー」
すっかり忘れていたようで、面倒くさそうに手を外し、
『ただ並んで歩く上司と部下』
というポジションに収まる。
そっちは何も意識してなくてもね、こっちは一大事なわけですよ……。
「とりあえず、どこか……」
昼休みでよかった。
社内のざわついた空気感に紛れるようにしながら歩く。
「なんか相変わらず荷物でけーな……」
課長があたしの紙袋に視線を送る。
いや、これアナタのなんですけどね……。
そのまんま、さっきのスペースに戻るわけにもいかず、歩きながら
「どうします?あと、とりあえず、腰を……」
腰の手は外さないと、あたし今度こそ殺される。
「あ?お前本当に細かいねー」
すっかり忘れていたようで、面倒くさそうに手を外し、
『ただ並んで歩く上司と部下』
というポジションに収まる。
そっちは何も意識してなくてもね、こっちは一大事なわけですよ……。
「とりあえず、どこか……」
昼休みでよかった。
社内のざわついた空気感に紛れるようにしながら歩く。
「なんか相変わらず荷物でけーな……」
課長があたしの紙袋に視線を送る。
いや、これアナタのなんですけどね……。