甘酸っぱい君との時間。
*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*




「あっ、愛凛と美麗だ!久しぶり〜♪♪」




「ほんとだ〜!
休みの間、元気にしてた〜?」




学校に着くと、1ヶ月振りに会う




小学校の頃の友達といろんな話をして




入学式が始まるのを待った。




時間になると




みんなは先生の指示に従って




出席番号の順番で並ぶ。



あれ?あたしの隣、知らない男の子だ。




しかも、かなりのイケメン…




どこから来たんだろう?




ってか、背高すぎ…




みんなより頭1つ分は飛び抜けてる。




まだみんなと馴染めてなさそうだったから




声をかけてみた。




「初めまして!
あたしたちと小学校違うよね?
どこから来たの?」




「初めまして!大阪やで〜♪♪」




その子は戸惑うことなく、




笑顔で答えてくれた。




その笑顔が眩しすぎて…




少しドキッとした。




いや、きっと気のせい。




男の子と話してて




ドキッとしたことなんてないんだから。




それより!




生の関西弁初めて聞いたかも…!




あたしは新鮮な関西弁を聞きたくて




話を続けてみた。



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