恋する気持ち
「え…」
出会ってしまった
私の愛する人
「…心春……」
彼は私のお腹を見て目を見開いていた
私は急いで立ち上がって公園から出ようとした
だけど腕を掴まれる
「心春…」
気づかれちゃったかな?
「ひ、久しぶり……」
「その腹…なぁ、まさか…」
「ち、違うよっ!違う!」
そうだよ!あなたの子ども!
ほんとは叫んでやりたい
でもそんなことしない
「でも…」
「ほんとに違うよ…じゃあ」
私はその場からでようとしたけれどそうさせてくれなかった
「離して?」
「無理…ちゃんと答えて。この子は…俺の子ども?」
っ!……どうしたらいいの?
言えないよ…
プルルルプルルル
誠二さんのスマホが鳴った
「待ってて」
そう言って電話に出た誠二さん
っ、ごめんなさい
私は公園を出た
そしてバレないように家の影に隠れた
「…っ心春!?」
誠二さんは私を探すようにキョロキョロしている
「っ!くそっ!」
頭をかいて、しゃがみだした
私はその姿を見ていられなかった