幕末オオカミ 第三部 夢想散華編
ふと涙がこぼれそうになり、そっと土間から離れる。
昨日から、胸がつかえるような感じで、食欲もない。
「やだなあ、どうしちゃったんだろう」
こんな自分は嫌い。
過去を振り返ってばかりで、うじうじして。
こんなんじゃ総司を支えられない。
あたしだけは明るく、笑っていてあげたいのに。
そう思うのに、胸の中の不安はなかなか消えてくれなかった。
あたしたちの戦いは、いったいいつまで続くんだろう……。