前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
「そして、高市兄弟…
双子で常に一緒に行動してる。
工藤と昔から親しくて恐ろしく強いわ
昔、サヤカが工藤の所に乗り込んだ時に返り討ちにされた相手よ。
あのサヤカが負けて帰ってきたのよ…
まぁ、2対1で分が悪かったんだけど…
この2人はテッタとケンゴに任せる。
高市兄弟は1人でもそれはそれは
強いけど、2人になるとそれの数倍強くなるってサヤカが言ってたわ。
息がピッタリで無駄な動きが
無くなるって…
キックボクシングをやってたらしく
蹴りに関してはスピードが恐ろしく速く
蹴る力も恐ろしく重い。
でもパワーも打撃力もテッタやケンゴには敵わないはず…
それと仲の良さも……
これもサヤカの見立てよ(笑)
本当はサヤカが高市兄弟とやりたかった
みたいだけど…
彼らとの相性を考えるとテッタとケンゴが適任って言ってたわ。
ネェちゃんをボコボコにした相手よ!
テッタ100倍にして
返してやりなさい!!」



「ああ、サエコさんまかせて。
ネェちゃんが言うなら間違いない。
ネェちゃんはいつだって正しいから…
100倍?いや…
1000倍にして返してやるわ!!」



「双子だかなんだか知らねぇけど
俺らのコンビプレーのが
遥かに上だって事わからせてやるよ!」



「てか、テッタ‼︎‼︎
さっきからネェちゃんネェちゃんって
あんた、シスコンだったの??」



「えっ?!別に、そういうわけじゃ
ねぇけど…ガキの頃から
ネェちゃんは優しくて頭が良くて
すげえ強かったから……
ネェちゃんというよりニイちゃん
て感覚なんだよな…
自慢のニィちゃん的な……(笑)
なんだよ?アイリやきもちか??
俺が好きなのはアイリだけっていつも
言ってるじゃんか!心配すんな(笑)」



「ふーーん、まぁいいけどぉ…
あんな綺麗な人目の前にして
ネェちゃんじゃなく、ニィちゃん
だなんてちょっと無理があるような
気がするけどなぁー!
でも、まぁ、いいや(笑)
私もテッタが大好き〜!!!」



と、言ってアイリちゃんが
テッタ君に向かって飛び付いて
しがみついたから
テッタ君は慌てて抱きとめると
アイリちゃんは構わず首にしがみついている



アイリちゃん…サルみたい(笑)



「おい、アイリ!
それサルみたいだからやめろって
いつも言ってんじゃん(笑)
女の子なんだからさ〜!
お前それスカートの時も
構わずやるじゃん!
なぜかしんないけど俺が気を使って
パンツ見えないようにいつも前に立たってるんだぞ(笑)」



「ククククッ(笑)
ほれ、アイリ降りろよ…
俺はアイリのそういう所すげぇ
可愛くて好きだけどさ
今は大事な話してる最中だろ(笑)」



と、テッタ君が言うと
アイリちゃんは少しだけ頬を赤くして
テッタ君から離れると



「あっ、そうだった(笑)
ごめんなさい。嬉しくてつい…
もうウルサイなぁいつもケンゴはぁ〜」



「ぷっ(笑)ふふふふ(笑)
アイリそれ可愛すぎでしょ(笑)
あははは(笑)ほんっとかわいい!
ククククッ(笑)」


突然顔をクシャクシャにして
ミカが笑い出した。


それヤバイやつじゃんミカ!


めちゃめちゃかわいいやつじゃんか!


みんな真っ赤になって固まってますけど


てか、オマエらはミカの笑顔で赤くなるなよ!!


笑顔のミカを隠すように


背中になるべく触らないように


抱き締めた


「ミカ、その顔可愛すぎ……」


と言うと


毎度お馴染みのアイリちゃんが


さっきの数倍顔を真っ赤に染めて


「それヤバイやつだって…レイジくん
2人が眩しすぎる……
でも、続けてもらっても構わないわよ
だって、そこら辺の恋愛ドラマより
絵が綺麗なんだもん…」


と、言ってウットリしてた



いい加減アイリちゃんに
見物料100円お願いしようかな(笑)
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