前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
2人がいなくなって


「うちら、意味無かったね?(笑)」

「だな?
でもムカつくくらいあの男は何しても
絵になる奴だな…
まぁ、相手がミカちゃんだもんな。
2人一緒にいるとイヤらしいもんが
イヤらしく見えないって
凄くねぇ?(笑)」


と言って、テッタが笑うから
私もおかしくなってきて
2人でゲラゲラ笑った。


「部活に戻りますかっ!」


と私が言うと、テッタは私の手を握って


「ですね
行きますか!(笑)」

と私の大好きな顔で笑った


「ありゃ、ケンゴはかわいそうだけど
全く脈なしだなー
あのイケメン男も相当ミカちゃんに
惚れてるしな…
まぁ、俺たちは口を出さないで見守るしかないよな。
けどミカちゃんが嫌がる事をケンゴが
した時はその時は俺が止めるよ?
だからアイリは心配すんな(笑)」


「…うん。
ありがとう。テッタ…」


そして私たちは大急ぎで部活に向かった
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