Sweet Christmas Eve♪



RuRuRuRu

テーブルに着いた樹の携帯が鳴り出した。

ポケットから取り出して

「はい。…えっ?先程も言いましたが無理です。…いえ、今晩も明日も予定は入ってますので。…はい、では失礼します」

漏れ聞こえてきた声はたぶん竹田先生。

樹が携帯を切って

「竹田先生だ」

「うん」

やっぱり。

「独身の先生達で晩飯ってかクリスマス飲み会するから参加しないかと学校で誘われた」

竹田先生だけじゃないの?

「その場で断ったんだが、もし都合がつくなら出てこいと」

「うん」

「予定が入ってるから無理だと言ったら明日の夜はと」

「……」

「で明日も予定は入ってるからと断った」

「うん」

竹田先生、夏の合宿の時に樹には恋人がいるって知ったはずなのに。

まだ諦めてないのかな?

た、確かにあの時に樹が『俺の彼女はど天然だ』なんて言ったから樹が恋人と別れるとか自分なら奪えるとか思ったのかな。

でも、明らかに樹が嫌がってんのに。

気づかないのかな?




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