よくばりな恋


「しばらくは痛いよな」

撫でる手が一層優しくなる。
先生の唇がわたしの唇に重なる。

ワンピースが肩から抜かれた。キャミソールの裾から入り込んだ手が背中に回る。

「やだ・・・・・先生・・・・・っ!わたし昨日お風呂入ってない・・・・・」

「オレは気にせえへんけど?」

「・・・・・入りたい」

「まあここまで来たら、風呂の間くらい待ってやるよ」


左手が濡れないようにビニールを巻いてくれる。先に入った先生のTシャツの襟元から香るボディソープの香りにクラクラする。

「一緒に入って洗ってやるのに」

「き・・・・・今日は無理・・・・・ま、また今度」

走ってバスルームに逃げ込む。先生の笑い声が聞こえてくる。
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