アロマティック
永遠がみのりのことを簡単に説明したときも「へぇ」と、たいして感心もないようで、そのままフラフラと永遠とな隣りの化粧台に座った。
「あ~ホント眠いわ」
ぐったりと化粧台に突っ伏す。
「眠いっていつもじゃないですか」
「それはそうなんだけど、最近なんか眠れないんだよ……」
笑って突っ込む天音に、台に突っ伏したままのこもった声で空は答える。その声にもなんだか力がない。
「はい、起きて! 仕事、仕事だよっ」
天音はスマホをしまい、永遠は立ち上がる。ふたりがかりで、いまにも寝てしまいそうな空を起こしにかかった。
「仕事やだ、眠いぃぃ」
最初はだだっ子のように抵抗していた空。見ている方が大丈夫なのかと、心配になっていたところに撮影のスタッフが迎えに来て、スタジオに入るとひとが変わったかのようにシャキッとして、3人での撮影は無事に終了した。
1日永遠の側に付きっきりでいて、彼がアイドルなんだってことを身をもって知らされた。
ロケ、雑誌の撮影、インタビュー、テレビ番組の出演、企画会議。ほとんど休む暇もなく、移動、仕事、移動、仕事のエンドレス。
本当にEarthは売れっ子アイドルだったのだ。
帰りの車。
さすがの永遠も疲れた様子で、後部座席にもたれ、目を閉じたまま話しかけてきた。
「1日通してどうだった?」
「あ~ホント眠いわ」
ぐったりと化粧台に突っ伏す。
「眠いっていつもじゃないですか」
「それはそうなんだけど、最近なんか眠れないんだよ……」
笑って突っ込む天音に、台に突っ伏したままのこもった声で空は答える。その声にもなんだか力がない。
「はい、起きて! 仕事、仕事だよっ」
天音はスマホをしまい、永遠は立ち上がる。ふたりがかりで、いまにも寝てしまいそうな空を起こしにかかった。
「仕事やだ、眠いぃぃ」
最初はだだっ子のように抵抗していた空。見ている方が大丈夫なのかと、心配になっていたところに撮影のスタッフが迎えに来て、スタジオに入るとひとが変わったかのようにシャキッとして、3人での撮影は無事に終了した。
1日永遠の側に付きっきりでいて、彼がアイドルなんだってことを身をもって知らされた。
ロケ、雑誌の撮影、インタビュー、テレビ番組の出演、企画会議。ほとんど休む暇もなく、移動、仕事、移動、仕事のエンドレス。
本当にEarthは売れっ子アイドルだったのだ。
帰りの車。
さすがの永遠も疲れた様子で、後部座席にもたれ、目を閉じたまま話しかけてきた。
「1日通してどうだった?」