禁止すれすれ!?恋愛
 あたし1人で笑ってるからね。


 「なぁ
 どこがおもしろいの?」


 今度は裕介が上半身をあたしに向けて聞いてきた。



 コメディってどこが、とかなくおもしろいよね……?

 コメディを見て笑うあたしはおかしくないよね!?



 「……全部?」

 「全部?」


 裕介が「どこが!?」と驚いた顔をする。


 「……裕介、絶対ツボおかしいよ。」


 そう言うとあたしはまたブラウン管を見た。






 DVDを全部見終わるともう明け方。

 ちょっと眠くなってきた。


 「おい。」

 「ん?」


 肩に温かい物の感触で、遠のいていた意識が覚醒する。


 「今ちょっと眠ってたよ。」

 「ん~
 眠い……」


 やっぱり荷物の片付け等で疲れてたのか、まぶたが重い。


 「今何時?」

 「4時少し前かな。
 もう寝る?」

 「でも……
 オールするんじゃないの?」


 そんなことを言いながら、もう目の前が暗くなっていく。



 裕介が何か言ったような気がしたけど、もう聞こえなかった。

 結局、気付いた時はソファでバスタオルにくるまっていた。

 カーテンから光が漏れている時に裕介が起こしてくれたんだ。

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