素顔のキスは残業後に【番外編】第2話完結
これまでの付き合いと彼の性格から、あれは確信犯で間違いないと思う。
目を開けた時に一瞬見えた『してやったり!』の意地悪な笑み。
見間違いなんかじゃぁ、ない!
まったく。たまにこういったイタズラをして楽しむところがあるんだよね。
本当っ、悪趣味だ……。
わざとらしいため息をつき、コーヒーでも淹れようとソファから腰を浮かす。
すると、不意に手首を強く掴まれ、グラリと傾いた体はそのままソファに押し倒された。
「なに、ため息ついてんの?」
挑発的な瞳が私を見下ろし、反論しようとした唇は強引なキスで塞がれる。
急にどうしたの……?
いつものような優しいキスからの流れでなく、少しだけ戸惑う。
けれど、そんな気持ちも奪い去るような深みのあるキスにすぐに溺れてしまう。
やがて、どちらともわからない熱い吐息が部屋中に満ちた頃。
そっと唇を離した彼が私の耳元で囁いた。
「さっきキスしてくれなかったのに、何で今更。とか思ってるだろ?」
「そ、そんな事は……」
ありますけど。
目を開けた時に一瞬見えた『してやったり!』の意地悪な笑み。
見間違いなんかじゃぁ、ない!
まったく。たまにこういったイタズラをして楽しむところがあるんだよね。
本当っ、悪趣味だ……。
わざとらしいため息をつき、コーヒーでも淹れようとソファから腰を浮かす。
すると、不意に手首を強く掴まれ、グラリと傾いた体はそのままソファに押し倒された。
「なに、ため息ついてんの?」
挑発的な瞳が私を見下ろし、反論しようとした唇は強引なキスで塞がれる。
急にどうしたの……?
いつものような優しいキスからの流れでなく、少しだけ戸惑う。
けれど、そんな気持ちも奪い去るような深みのあるキスにすぐに溺れてしまう。
やがて、どちらともわからない熱い吐息が部屋中に満ちた頃。
そっと唇を離した彼が私の耳元で囁いた。
「さっきキスしてくれなかったのに、何で今更。とか思ってるだろ?」
「そ、そんな事は……」
ありますけど。