イケメンヤンキーに愛されて

するといきなり、ぐるんと後ろを向いた翔君。
ソファの後ろであたし達の会話を、盗み聞きしていた奴らに声をかける。

「一成、龍樹。お前らここ座れ」

あたしの反対側の、自分の横を指さした。

「バカじゃん、お前。まぁ~、いいよ」

文句を言いながらも、二人は翔君の横に座った。
当然、男の子3人と座るには狭いソファ。

必然的に、隣との距離は近くなる。
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