イケメンヤンキーに愛されて

「ちょ、近い!離れてよっ!」

これを狙っていたのか知らないが、翔君とあたしの距離はかなり近くなる。
必死で離れようともがくが、横はひじかけ。

おまけに翔君に腕をつかまれてしまい、立てなくなってしまった。

「あ、おい、これみよーぜ!」
「あ、それ面白そうだな!それにしろよ」

しかし、男の子たちは全く気にせずテレビ番組に夢中だった。
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