ダーリンは財閥
拓哉は毎日通いつめた。

私の両親も拓哉に根負けして結婚を許してくれた。

拓哉は許しをもらうと泣いていた
「絶対幸せにします。
お父さん、お母さん
本当有難うございます」

と頭を下げながら泣いていた。

私ももらい泣きで泣いてしまった
拓哉と部屋に上がり本当に嬉しくて抱き合った。

「俺マジに幸せだよ愛」

「私も幸せだよ拓哉」

「お姉ちゃんも拓哉さんも未成年いるんだから少し遠慮してくれないかな」

と妹に言われ

『ゴメン』

と二人で反省した。

妹は受験勉強真っ最中で気が立っていた。

「妹頑張ってるな勉強」

「絶対スチュワーデスになるんだって張り切ってるよ」

「スチュワーデス姿の妹可愛いだろうな」

私は拓哉をこついた

「愛焼きもちかぁ」

とくすぐって来たから私は大声で
《ギブギブっ》

その瞬間ドアがバタンとあき

「お姉ちゃん拓哉さん勉強集中出来ないから静かにして」

《バタンッ》

と妹にドアを閉められた。

「拓哉がくすぐるからでしょ」

「ハァ俺のせいかよ」

小声で言い合いした。

拓哉と話して妹の好きなケーキを差し入れすることに決まり私達は静かに一階に降りケーキを買いに出掛けた。

車の中で拓哉はずっと笑ってた。
「拓哉何がおかしいの」

「妹の怒った顔可愛くての
俺兄弟喧嘩したことないから
愛と妹が羨ましい」

「私は一人っ子が良かったよ。
姉妹いると必ずお姉ちゃん何だからとか言われて来たから」

「俺は兄弟欲しかったな
だから俺達の子供沢山作る」

私は飲んでたお茶を噎せてしまった。

「大丈夫かよほらっ」

と拓哉はハンカチで口をふいてくれた。

「拓哉が変な事を言うから」

「だからって吹き出すことないだろうアハハハ」

と笑いはじめた。

ケーキ屋さんに着くと拓哉は顔が知れてて

「会長ご結婚おめでとうございます」

と花束を渡されてた。

私は

《凄い人のお嫁さんになるんだ》
と改めて実感した。

ケーキを買って私達は帰宅した。静かに二階に上がり妹の部屋をノックした。

「あや?
ケーキ買って来たから食べよう」
ドアがいきなり開き

「どうぞ」

と中へ通された。

「あやちゃん初めまして婿の拓哉です」

妹は拓哉を見て笑いだした。

「婿の拓哉ですって分かってるちゅーの」

私は苦笑いしながらケーキを分けた。

「あやちゃんは何でスチュワーデスになりたいの」

拓哉の問い掛けに

「飛行機乗るの好きだからだよ」
「飛行機乗るの好きなんだね」

「うん。
職業で乗れるなら旅費いらないしそれに世界中飛び回れる。
御曹司との出会いも夢じゃない
私は絶対玉の輿」

私と拓哉は顔を合わせて笑った。
「何で笑うのさ
お姉ちゃんだって玉の輿でしょ」
すると拓哉が

「お姉ちゃんを愛したのは俺が先だよ。
お姉ちゃんじゃなきゃダメだぁって凄い追い回したしね」

妹は

「はいはい
ご馳走様だよ
勉強するから出て行って二人ともただしケーキは置いて行って」

私は拓哉と笑いながら部屋を後にした。

私の部屋に戻り拓哉は

「あやちゃん可愛いな
ケーキ全部食えんのか」

と笑ってた。

私は拓哉の何気ない優しさが嬉しくてたまらなかった。

「有難う拓哉」

と抱き付いてキスした。

拓哉は真っ赤になって
部屋をうろちょろし初めた
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