ダーリンは財閥

互いの両親

週末拓哉の両親が家に来ることになっていた。

お母さんは物凄く緊張してた。

「愛この服で大丈夫かしら?」

私はお母さんの緊張感が伝わって来た。

お昼過ぎ拓哉と両親が来た。

「初めまして拓哉の父の藤堂琢磨です。」

「初めまして拓哉の母の藤堂椿です。
この度はお時間頂き感謝したします」

お母さんも緊張しながら挨拶していた。

互いの両親は盛り上がり互いに小さい頃の私や拓哉の話で時間は過ぎて行った。

「拓哉結婚式は盛大にするから式場は二人で決めなさい」

と拓哉のお父さんに言われた。

拓哉は

「父さん達が挙げた式場がいいんだけど」

その言葉に拓哉のお母さんは泣いてた。

「本当拓哉は母さん泣かせるの好きよね」

「ずっと決めてたから式場は俺」
式の日取りから費用から全て拓哉が任せてと言うから従った。

日もくれて

「皆で私の通ってるお店で夕飯食べませんか?」

と拓哉のお父さんに言われ私はお母さんと支度をして車に乗り込んだ。

妹も誘ったけど試験前だから又にすると断られた。

お母さんは初めてのリムジンに圧倒されてた(笑)

一時間位で目的のお店に着いた。
古風な居酒屋さん見たいな雰囲気だった。

「愛さんもお母さんも和食大好き聞いてましたから和食の美味しいお店にしました。
遠慮なく食べて下さい。」

私とお母さんはメニュー見ながら悩んだ(驚)

それなりに値段がするからだ。

悩みに悩み

「すみませんフィッシュフライセットお願いします。」

とお母さん。

私は

「刺身天ぷら定食お願いします」
拓哉も私と同じのを頼んだ。

両家で楽しく夕飯食べて家まで送ってもらい、
両家の顔合わせは終わった。

家に着くなりお母さんは

「さすがK.Iグループ全てのレベル高いわね」

「お母さん緊張してたもんね」

私は笑いながら言った。

「愛は大丈夫なの?
世界で第1位の財閥よ。
本当耐えれる?」

「拓哉はありのままの愛で着いてくればいいから、
後は俺が絶対手離さないで連れて行くから言ってくれたよ」

「拓哉くんらしいわね」

お母さんとしばらく話して部屋に戻ると拓哉からメールが届いてた
『父さんも母さんも素敵なお母さんねって誉めてた(笑)
母さん何てショッピング友達出来たわ何て喜んでたよ(笑)
明日から忙しくなるけど
俺に着いてこい。
愛世界で一番愛してる。
絶対幸せにする。』

拓哉に返信した。

『お母さんメチャクチャ緊張した見たい(笑)
私も拓哉を愛してるチュッ☆☆
拓哉に着いてくねいつまでも。』
『今からチュッしに行っていい?』
『今日はお互い疲れてるから明日迄おあずけぇ』

『えー愛の意地悪』

『普段意地悪されてますからぁ、拓哉さんには(笑)』

『俺の負けだな(笑)
明日覚悟しろよ愛たん(笑)』

『はいはぁい』

とメールのやり取りは終わった。
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