夜蝶と書いて[みるく]と読む
一息つく暇もなく次のお客さんの元へ行く。
5人組のお客さんを一人で相手するのは大変なので丁度空いていた愛奈さんを呼ぶ。
「頑張ってるじゃん」
ボーイさんや愛奈さんに励まされながら
あたしは初日ながらに色々なお客さんについていった。
仕事を終えると、何とも言えない疲れが
あたしを襲ってくる。
はぁ...
ため息をついて帰り支度をしていると
「みるくちゃんお疲れ~」
声のした方を振り向くと