虹色の騎士団

両脇の下に手を差し込み、上半身を ゆっくり持ち上げられる。

そのまま未来の胸の中に寄りかからせられると、
柔らかく抱きしめられた…。


「……ごめんねー…

日向が、あんまり可愛すぎて、ついついやり過ぎちゃった…。

今日は、これでおしまい………。」

温かい胸の中で
、ぐったり…と体を預けたまま、

動けないオレの背中を

未来が
トン……トン……と、
あやすように叩く。


オレは今まで…

普通、キスと言ったら、
お互いの唇を重ねあうだけで
終わりだと思いこんでた。

勿論、未来と初めて会った日に、彼方先生が兄貴にしてたよーな

「大人のキス」ってやつも何となく知ってはいたけど…。

まさか、今日…

自分がこんなキスを体験してしまうとは…。


< 179 / 786 >

この作品をシェア

pagetop