虹色の騎士団
ジェットコースターの出口から出てきた時、
オレのテンションは行き程、高くはなかった…。
凄かった………。
余りに凄くて…声すら出なかった……。
「お前、顔固まってたな」
凛が可笑しそうに笑う。
他の皆も余裕の表情してるし…。
あれ…?
オレ、もしかして人より絶叫系苦手なのかな…?
「お帰りなさい。
どうでした?」
ベンチに座ってた兄貴が立ち上がり、
彼方先生に聞く。
「……なかなかの体験だった。
風を切る感じが気に入った。」
「……彼方、車でも結構、飛ばしますからね…」
ふーん…先生ってスピード狂なんだ。
それは知らなかった。
だから、兄貴まであんな事言って、先生の事コースターに乗せたんだ…。