虹色の騎士団
それは、呆気なくバラバラになり、空気に溶けていく……。
ようやく楽になり、オレは荒い息を吐いた。
「もう、大丈夫…。
ゆっくり息を吸って…」
「り…んは…?」
あいつだって、オレに大量の力を送ってくれてるのに…。
「大丈夫、ちょっと休めば回復するよ…」
真宵が、ほんの少しだけ
オレの上半身を上げて背中を支えてくれると、
ぐったりとした凛を、
未来がソファーに座らせていた…。
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