虹色の騎士団
ここに来てから1週間目の朝。


ジョウロ片手に庭の花壇に向かうのは、

ここ数日のオレの日課になっていた。


まだ、双葉がぽこっとしか出てないけど…。

何か…可愛いんだよな。

どんな色の花が咲くのかなーって楽しみだし。

「ほーら、ご飯だぞー……」

小さな声で呟きながら、
少しずつ水を撒く。

「今朝は、また昨日とは違う歌にしよーなー…。」

少し考えてから、歌ってみる。

「いーっぱい開くよー♪

小さな可愛いーライオンみたいなタンポポさーん♪」

…違った。
朝顔だっつーの…。

…花の歌って他にも無かったっけ……?

そう思った時、ぷっ!!って吹き出す音が後ろから聞こえる。

「日向君、朝顔じゃなくて、タンポポを育てていたんですか?」

耳慣れた声に、嬉しくなって振り向くと…。


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