虹色の騎士団
「…元気そうだな、日向……。」

珍しく少し微笑みながら、彼方先生が声をかけてくる。

「先生、なんか機嫌良さそーだけど、何かあった?」

「……ここは、街より涼しいからな…。」

あー、暑がりだっけ…。

「2人共、こんな遠くまでお疲れ様。」

真宵が、ゆっくりと歩きながらオレ達の前まで来る。

「狐矢太!!」

オレが呼ぶと真宵の背後から狐矢太が現れ、オレに向かって飛び付いてきた。

それを全身で受け止めて、撫でてやる。

「真宵君…。その白狐は……」

「俺の式神なんだけれど、
日向の事を随分と気に入ってしまったらしくて。

呼ばれると、勝手に出てくるようになってしまったんだよ…。

ふふっ…これじゃあ、契約者が誰なのか分からないね…。」

オレが狐矢太とじゃれてるのを見て真宵が軽く微笑む。

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