虹色の騎士団
「…お楽しみの所、申し訳ないけど……。」

いきなり声が聞こえて来て、オレは慌てて未来から離れる。

滝の水音もあって気付かなかったんだけど…

いつの間にか岩場に真宵が立っていた。

オレと未来を見つめ、怖い顔をしてる…。

「狐矢太の知らせで、日向に何かあったのかと思って、来て見れば……。


「うっわー…。

見つかっちゃったか……」

未来は、笑ってるようで困ってる複雑な表情をして真宵を見つめた。

「…2人共。
もう朝食の用意が出来ているよ……。

早く戻った方がいい…」

そう言うと真宵はクルリと踵を返し、

振り返る事なく滝の前から歩き去ってしまう…。

「あ……。」

今の真宵…凄く苦しそうな顔してた…。

「日向。」

後ろから未来の手が
ぽふっ!っと頭に乗っかってくる。

「そーんな顔しないの。

これはー、ぼくと真宵の問題なんだから…。」

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