虹色の騎士団
未来にはそう言われたけど……。

オレは真宵のあの顔が気になって仕方なかった。

滝の前から歩き去った後。

真宵は一日中、皆の前に姿を現さなかった…。

飯も食わずに一体何処に……。

そう思うと、何だかオレまで出された夕飯にあまり手を付けられなくて…。

とうとう夜になり、心配だったオレは、真宵を探しに行こうと決めて、
部屋から、そっ…と抜け出す…。

寺の中は昼間、探しつくしたし…。

取りあえず、今度は外から捜しにいこう。

そう思い、靴を履いていると…

「日向君。」

廊下の向こうから、兄貴に声をかれられる。

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