虹色の騎士団
「日向君…。」

「…はい……。」

真剣な兄貴の表情に、思わず俯き、神妙に返事を返すと…。

兄貴の手が伸びて来て、両肩に優しく置かれた。

「とても…素晴らしかったですよ………。」

……へ?

顔を上げて見回すと…さっきまで神妙な顔付きしてた皆が微笑んでる…。

「美しい調べだった…。よくやったな、日向…。」

彼方先生が、意地悪を交えずに、素直に誉めてくれた…。

「え…ま…マジで…?」

何か、信じられないような気持ちになり、恐る恐る聞いてみてしまう…。

「もー、日向は疑り深いなぁー…

皆、こーんなに感動してるのにー。」

「キミの歌を聞いて…

身体中の震えが まだ止まらないんだ……。

あんな素晴らしい歌を聞かせてくれて…ありがとう…。」

「………。」

最後に無言で微笑む凛に頭をクシャッ…と撫でられた…。

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