虹色の騎士団
「なんだー…。」

オレは、ほうっ…っと息を吐き出す。

「皆、すっげー真剣な顔してたから…

そんなに駄目だったのかと思った…。」

「そんな、まさか…。」

兄貴が笑い、つられて全員で笑い合う。


いい雰囲気で終わりかけた最高の時間だったのに……。

「…これに傲る事なく、練習を怠るなよ…

…気を抜くと、いつまた猿の歌に変わらんとも限らないからな…」

…最後の最後で、密かに伸びかけていた鼻を

意地悪い笑みを浮かべた彼方先生にバッキリ折られてしまった…。

…ホント、一言多いよな……。

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