虹色の騎士団
「…………。」

相変わらず黙ったままの彼方に、

香澄は溜め息をつき、トレーの方に視線を移す…。

「とにかく…オムレツとサラダだけでも…」

伸ばしかけた手をいきなり掴まれ押し倒され、
激しくキスをされる。

「ん……!彼方…!!」

いきなりで驚き抵抗しようとすると、
片手で両手首を掴まれてしまう。

そのまま彼方は香澄のシャツを捲り上げ、
鎖骨のほんの少し上に唇を付けて力強く吸い上げる。

「っ…彼方!!痛い…!」


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