虹色の騎士団
「…………。」

オレは無言で未来の布団を少し捲って潜り込む。

オレが風呂場で『穢れ』に襲われた晩に、
彼方先生がそうしてくれたように…。


だけど流石にオレは彼方先生みたいにデカくないから、
腕枕して抱えこむような事は出来ない…。

うーん…どうしよう…

そう思った時、未来の腕が首の下に入って来て、

引き寄せられ天井を向いた未来の身体に、
横向きでピッタリくっつく形になった。

「ありがと……。」

少しだけ こっちに顔をむけて微笑む。


「……何処から聞いてもらおうかな…。」

未来は天井を見つめて、ぽつり…と言った。


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