虹色の騎士団
「うー……!!!」

自分の気持ちを上手く言葉に出来ないのが悔しいのか…

…カイリは真っ赤になって唸りながら、
自分の柔らかい頬っぺを両手で何度も叩く。

「カイリ!止めろ!」

小さな両手を掴むと、頭を左右に激しく振っていて…

強く抱きしめたオレの首にすがりつきながら、
大声で泣き続けた。

「おと……さぁん…!!!!」

「大丈夫だぞ…。

お前の言いたい事、
おとーさん、ちゃんと分かったから……!!」

その時…


カイリの身体から溢れていた白い光が
虚夢の力の身体を包み込んだ…!

白い光を纏った虚夢の力が、ゆっくりと瞳を開くと…
その目から涙が零れ落ちる。

「ようやく…会えた…」

虚夢の力は、そう言って、真宵を腕に抱きしめたまま、

オレに向かって微笑んだ…。


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